セミヨン・ビシュコフ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演

セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

2024年グラモフォン誌「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」受賞
2025年BBCミュージック・マガジン・アワード「オーケストラ賞」受賞

創立130周年を迎えるチェコの誇り高きオーケストラが、音楽監督・首席指揮者のセミヨン・ビシュコフとともにこの秋、来日します!


■ 130周年の幕開けを飾るアジア・ツアー

1896年にドヴォルザーク自身の指揮によるコンサートで創立されたチェコ・フィルハーモニー管弦楽団が、2025年10月、音楽監督・首席指揮者のセミヨン・ビシュコフとともに日本・韓国・台湾でのアジア・ツアーを開催します。創立130周年シーズンの幕開けを飾る特別なこのツアーの中で、日本公演は10月19日から25日まで大阪、東京、埼玉での6公演が実施されます。
日本ツアーでは、スメタナの連作交響詩「わが祖国」、ショスタコーヴィチ交響曲第8番、チャイコフスキー交響曲第5番、ソリストを迎えてラヴェルのピアノ協奏曲ト長調、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を演奏。「モルダウ」誕生150年、ラヴェル生誕150年、ショスタコーヴィチ没後50年という記念年に合わせた作品に加え、チェコ・フィルの十八番、ドヴォルザークや、ビシュコフの代表的なレパートリーであるチャイコフスキーの作品も並ぶ、充実のプログラムです!


■ 豪華ソリストとの共演も注目

日本ツアーのソリストには、ピアニストのチョ・ソンジンと、チェリストのアナスタシア・コベキナが登場!
今年世界各地でオール・ラヴェル・プログラムを演奏し、絶賛を博しているチョ・ソンジンは、期待の寄せられるラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を演奏。
2019年にチャイコフスキー国際コンクールで入賞して以来、瞬く間にスターダムを駆けあがった若手注目株、アナスタシア・コベキナはドヴォルザークのチェロ協奏曲を演奏します。

・チョ・ソンジン プロフィール
https://www.japanarts.co.jp/artist/seongjincho/?=print

■ ビシュコフが導くチェコ・フィルの黄金時代

ビシュコフとチェコ・フィルは、2024年の英「グラモフォン」誌〝オーケストラ・オブ・ザ・イヤー〟へ選出され、スメタナ「わが祖国」の新録音が2025年のBBCミュージック・マガジン賞を受賞するなど、近年その芸術的評価をさらに高めています。
音楽監督・首席指揮者のセミヨン・ビシュコフは、これまでヨーロッパを拠点に世界各地で活躍し、パリ管、ケルン放送響、ドレスデン国立歌劇場(ザクセン州立歌劇場)などでも要職を歴任してきた世界的巨匠。
チェコ・フィルの音楽監督・首席指揮者就任後は、プラハ、ニューヨーク、ロンドンなどでの就任ツアーで華々しいスタートを切り、「チャイコフスキー・プロジェクト」や数々の新作委嘱を成功させるなど、楽団との素晴らしいコンビネーションが生み出すチェコ・フィルの新たな黄金時代に、世界から注目が集まっています。

・セミヨン・ビシュコフ プロフィール
https://www.japanarts.co.jp/artist/semyonbychkov/?=print

・セミヨン・ビシュコフ 来日前インタビュー!
https://www.japanarts.co.jp/news/p9183/


■ 伝統と革新が息づくチェコ・フィルの芸術性

創立以来、ドヴォルザークやスメタナをはじめとするチェコの作曲家の作品を大切に演奏してきたチェコ・フィル。チェコの地に根づいた独自のサウンドで世界中の人々を魅了し、「音楽が人生を変える」という信念のもと、教育・社会プログラムにも注力しています。時代を超える、伝統と革新の響きを、今秋ぜひご体感ください!

・チェコ・フィル プロフィール
https://www.japanarts.co.jp/artist/czechphil/?=print

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

公演概要

セミヨン・ビシュコフ指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

【東京公演】
会場:サントリーホール
開演:19:00 (開場18:20)

■10月22日(水) 19:00 サントリーホール
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 (ピアノ:チョ・ソンジン)
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 Op.65

■10月23日(木) 19:00 サントリーホール
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 (チェロ:アナスタシア・コベキナ)
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

【一般発売:5/24(土)10:00~】
問合:ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212
主催:ジャパン・アーツ 

<他公演日程>
10/19(日)14時・ザ・シンフォニーホール
10/20(月)19時・NHKホール
10/21(火)19時・文京シビックホール
10/22(水)19時・サントリーホール
10/23(木)19時・サントリーホール

10/25(土)14時・所沢市民文化センター ミューズ

公演詳細はこちら
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2156/

 

株式会社ジャパン・アーツ 広報宣伝部

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アナスタシア・コベキナ

Anastasia Kobekina

ロシア生まれ。4歳でチェロを始める。フィガロ紙に「比類なき音楽家」と称された彼女は、その卓越した音楽性と多彩な演奏、そしてダイナミックな存在感で聴衆を魅了してきた。

2024年にレナード・バーンスタイン賞を受賞。2023年5月にソニー・クラシカルと専属契約を結び、翌年 2月にデビュー・アルバム《ヴェニス》をリリースした。

2024年、ヤクブ・フルシャ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でBBCプロムスにデビューし、ドヴォルザークの《チェロ協奏曲》を演奏。また同年のラインガウ音楽祭ではフォーカス・アーティストとして注目を集めた。

今シーズンのハイライトとしては、セミヨン・ビシュコフ指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、RAI管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、アカデミー室内管弦楽団に加えて、バーゼル、ミュンヘン、シュトゥットガルトの室内オーケストラとの共演、そしてハーグ・レジデンティ管弦楽団とのコンセルトヘボウ・デビューなどが予定されている。

これまで世界各地の著名なホールや音楽祭で演奏を重ねており、ウィグモア・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、リンカーン・センター、ウィーン・コンツェルトハウス、ベルリン・フィルハーモニー、チューリッヒ・トーンハレ、エルプフィルハーモニー・ハンブルクなどで演奏している。また、ラインガウ音楽祭、グシュタード ・メニューイン・フェスティバル、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ボン・ベートーベン音楽祭、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭等にも出演している。

ソリストとしては、パーヴォ・ヤルヴィ、ヤクブ・フルシャ、クシシュトフ・ペンデレツキ、ハインリヒ・シフ、オメル・メイール・ヴェルバー、ヴァシリー・ペトレンコ、シャルル・デュトワ、ジャン=クリストフ・スピノジ、ドミトリー・キタエンコといった著名な指揮者と共演。

2019年のチャイコフスキー国際コンクールや2016年のエネスク国際コンクールなど数々の国際コンクールでも高く評価されているほか、2018〜2021年にBBCニュージェネレーション・アーティストを務め、2022年にはボルレッティ=ブイトーニ・トラスト・アーティスツ賞を受賞した。

これまでにドイツでフランス・ヘルメルソンとイェンス=ペーター・マインツに、続いてパリでジェローム・ペルノーに師事。現在はフランクフルトにて、クリスティン・フォン・デア・ゴルツのもとでバロック・チェロを学んでいる。

使用楽器は、ハビスロイティンガー・ストラディヴァリウス財団より貸与された、1698年製アントニオ・ストラディヴァリウス製チェロ。