
入り組んだ複雑な感情をも音楽で表現 ボローニャ歌劇場「ノルマ」
イタリアの名門、ボローニャ歌劇場が4年ぶりに来日し、ベッリーニの傑作「ノルマ」とプッチーニの「トスカ」を上演した。2つの演目から、選りすぐりの歌手が名演を繰り広げた「ノルマ」の様子を、オペラ評論家の香原斗志さんにレポート
あの感動の調べをもう一度。注目公演の模様を鑑賞の達人がライブ感たっぷりに再現します。
イタリアの名門、ボローニャ歌劇場が4年ぶりに来日し、ベッリーニの傑作「ノルマ」とプッチーニの「トスカ」を上演した。2つの演目から、選りすぐりの歌手が名演を繰り広げた「ノルマ」の様子を、オペラ評論家の香原斗志さんにレポート
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の日本定期公演ともいえる「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2023」について報告する。取材したのはサントリーホールにおける11月12日と14日の公演。指揮はいずれもト
内田光子がアーティスティック・パートナーを務めるマーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)とともに来日し、自らの弾き振りでモーツァルトのピアノ協奏曲を軸にした2つのプログラムを披露した。取材した10月31日、ミューザ川
コロナ禍をはさんで4年ぶりに訪れたベルカントの総本山、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバル(ROF)。今年は演奏水準も歌手のレベルも高く、若者公演には日本人の新星も登場した。全3回の報告の第2回。(香原斗志) 第
東京二期会がシュトゥットガルト州立歌劇場、横須賀芸術劇場及び札幌文化芸術劇場hitaruと提携し、ヴェルディ「ドン・カルロ」の新制作上演を行った。ロッテ・デ・ベアの読み替え演出が話題を呼んだ本作の東京公演初日(13日・東
9月に開催された関西のオーケストラのコンサート・リポート、2回目はハインツ・ホリガーが客演し自作の演奏とともに、指揮とオーボエの両方で妙技を披露した大阪フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会。取材したのは9月30日、フェス
9月に開催された関西のオーケストラのコンサートについて2回にわたって報告する。初回は沖澤のどかかが常任指揮者に就任した京都市交響楽団の東京公演(24日、サントリーホール)。(宮嶋 極) 【京都市交響楽団 東京公演】 沖澤
首席指揮者ファビオ・ルイージが登場したNHK交響楽団の9月定期公演を振り返る。取材したのはリヒャルト・シュトラウス・プログラムのAプロ2日目(10日、NHKホール)とワーグナー「ニーベルングの指環(リング)」の管弦楽編曲
仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者として今シーズンから太田弦が加わり、その就任披露も兼ねて第366回定期演奏会が行われた(取材は9月15日、日立システムズホール仙台)。プログラム前半にはエルガーの演奏会用序曲「フロワサ
ロッシーニの作品、ひいてはベルカントの総本山というべき、中部イタリアのペーザロで毎夏開催されるロッシーニ・オペラ・フェスティバル(ROF)。4年ぶりに訪れた音楽祭の水準は、想像以上に高かった。3回に分けて届ける報告の第1