小泉和裕指揮 東京都交響楽団 第1011回定期演奏会Bシリーズ
新国立劇場2024/2025シーズン
ジョアキーノ・ロッシーニ「ウィリアム・テル」(新制作)
アンドレア・バッティストーニ指揮 東京フィルハーモニー交響楽団第1009回サントリー定期シリーズ
<第55回> マリアム・バッティステッリ(ソプラノ)
カーネギーホールで。右端にはティーレマン!
ヴィオラ奏者 有冨萌々子のオーストリア便り

~3~ 衝撃だったマエストロ・ティーレマンとのウィーン・フィル定期

ウィーン・フィルの公演では、弾きながら感動して涙が出てしまったコンサート、素晴らしすぎてもはや笑っちゃったコンサート、なんかもう凄過ぎて立てなかったコンサートなど色々あります。色々振り返っていきたいと思いますが、本日はそ

大阪フィルのブルックナー演奏の礎を築いた創立名誉指揮者の故・朝比奈隆 (C)飯島隆
ウチのイチ推し

大阪フィルとブルックナー、そして交響曲第8番

「大阪フィル」「ブルックナー」と聞くとやはり多くの方々は朝比奈隆をイメージされるのではないだろうか?創立名誉指揮者・朝比奈隆が築いた伝統は今も残るとはいうものの、朝比奈が旅立ってもう20年が過ぎ、実際に朝比奈のタクトの下

フォルヴィル伯爵夫人を歌う米田(中央) (C)Amati Bacciardi
アンコール

期待の日本人若手と至芸を披露する名歌手たち
「ペーザロ・ロッシーニ・フェスティバル」2024レポート③

ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル(ROF)では、オペラのほかにほぼ毎日、コンサートや若者公演が開催される。レポートの最終回は、日本の若手が躍動した若者公演「ランスへの旅」と、印象に残ったコンサートについて。

バイエルン放送響を率いて来日するサイモン・ラトル  写真提供=ジャパン・アーツ
必聴!

サイモン・ラトル 指揮 バイエルン放送交響楽団来日公演

ドイツの名門、バイエルン放送交響楽団(以下、BRSO)が、昨年首席指揮者に就任したサイモン・ラトルに率いられて今月、日本公演を行う。その聴きどころについて紹介する。 バイエルン放送響を率いて来日するサイモン・ラトル  写

ハイドンとベートーヴェン、あわせて6つのソナタを演奏したロナルド・ブラウティハム(c)大窪道治 提供:トッパンホール
速リポ

ロナルド・ブラウティハム フォルテピアノ・リサイタル

名手の飾らない演奏が、ハイドンとベートーヴェンのソナタの斬新さと独創性を浮き彫りに オランダの名手ロナルド・ブラウティハムが弾く、ハイドンとベートーヴェン。あわせて6つのソナタ、個々の独創性が際立つプログラムだ(11月1

サー・サイモン・ラトル指揮 バイエルン放送交響楽団
ウチのイチ推し

富士電機スーパーコンサート サー・サイモン・ラトル指揮 バイエルン放送交響楽団 この秋いよいよ来日! -創立75周年を迎えて-

今年創立75周年を迎えるドイツの名門・バイエルン放送交響楽団の4年ぶりとなる来日公演についてご紹介します。 オーケストラを率いるのは、2023/24シーズンより首席指揮者に就任したサー・サイモン・ラトル。早くも現地から「

第2幕 左から公証人(阿瀬見貴光)、トニオ(澤原行正)、マリー(砂田愛梨)、伍長(市川宥一郎)、ベルケンフィールド侯爵夫人(金澤桃子)、シュルピス(山田大智) 撮影:三枝近志 提供:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
速リポ

NISSAY OPERA 2024 オペラ「連隊の娘」(新制作)

「連隊の娘」の成長物語でスター誕生! 多くのオペラ公演に接していても、「スター誕生」の瞬間に立ち会える僥倖(ぎょうこう)はまれだ。日生劇場で上演された「連隊の娘」は、総合芸術としての質の高さに加え、その貴重な体験をもたら

フランス作品を中核としたプログラムでN響定期に臨んだ指揮者の山田和樹 写真提供:NHK交響楽団
速リポ

山田和樹指揮 NHK交響楽団 第2022回 定期演奏会Aプログラム

山田和樹が得意のフランス・プログラムで明快な音楽作り 11月最初のN響定期演奏会に登場した山田和樹、先月同団でブロムシュテット、デュトワを聴いた後ということもあり、登場しただけでその若さが引き立つようだ。今回満を持して得

金管楽器の国内トップ奏者によるドリーム・チームARK BRASSが多彩なレパートリーを披露した©ヒダキトモコ
速リポ

ARK BRASS「展覧会の絵」

豪華絢爛、金管十重奏&ピアノ版「展覧会の絵」を初演!ARK BRASSが魅せる新世紀の金管アンサンブル 金管楽器の国内トップ奏者によるドリーム・チームがARK BRASS(アークブラス)。2作目のCD「展覧会の絵

ウィーン・フィルと東欧プログラムを披露した指揮者のアンドリス・ネルソンス(C)N.Ikegami
速リポ

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2024
アンドリス・ネルソンス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

オペラ的な音の温もりや優しい歌心、ウィーン・フィルの魅力がつまった演奏会 アンドリス・ネルソンス&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演、初日の演奏会をミューザ川崎シンフォニーホールで聴いた。ムソルグスキー(ショス

サカリ・オラモ指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
ウチのイチ推し

欧州の古豪 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団来日ツアー

2025年2月に来日するサカリ・オラモ指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の日本ツアーについてご紹介いたします。 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団は、15世紀に創設された市民楽団を起源とするケルンの歴史あるオーケストラ。その

「イオニゼーション」他ヴァレーズ作品を収録したLP(クラフト指揮)
東条碩夫「マエストロたちのあの日、あの時」

第53回 「珍しい存在」だった頃の「現代音楽」のマエストロたち

「イオニゼーション」他ヴァレーズ作品を収録したLP(クラフト指揮) 今は昔、東京は新宿に「風月堂」というハイ・グレードな名曲喫茶があった。当時の前衛志向の若者たちのたまり場としても有名だったこの喫茶店は、特に1950年代

舘野泉の米寿を祝うコンサートが開催された©中村義政
速リポ

舘野泉ピアノ・リサイタル

左手から溢れ出るインスピレーションの泉〜舘野泉バースデー・コンサート2024 舘野泉は1936年(昭和11年)11月10日生まれで間もなく88歳、米寿を祝う。2002年に第2の故国フィンランドでの演奏会終演直後、脳溢血に

三浦文彰✕清水和音「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」AVCL-84162~5(エイベックス・クラシックス)
必聴!

三浦文彰&清水和音のベートーヴェン・ソナタ全集

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタは、ヴァイオリニストにとって外すことのできない大切なレパートリー。全曲録音は大きな挑戦となる。この秋、二人の若き日本人奏者が相次いで全集をリリースし、難関を突破した。演奏のアプローチは

J・S・バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲
今月のイチ盤

際立つ解釈、それぞれのバッハ像

音楽の父、ヨハン・セバスチャン・バッハの名品は、いつの時代も演奏家の挑戦意欲を刺激してやまない。気鋭からトップ級まで、実力派の新譜が集まった。 <BEST1> J・S・バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティー

シャルル・デュトワが7年ぶりにN響の指揮台に立った©NHK音楽祭
速リポ

NHK音楽祭2024 シャルル・デュトワ指揮 NHK交響楽団演奏会

音の魔術師 シャルル・デュトワが7年ぶりにN響の指揮台に立ち、色彩豊かなデュトワ・サウンドを披露 N響名誉音楽監督のシャルル・デュトワが久しぶりに同オケを指揮し、音の魔術師の面目躍如たる色彩豊かなサウンドで、アンサンブル

ARK BRASS 公式HPから
必聴!

ARK BRASS「展覧会の絵」

金管楽器の国内トップ奏者が集結したドリーム・チームがARK BRASS(アークブラス)。21世紀のブラス・アンサンブル界をリードするべく、サントリーホールの都市型音楽祭「ARKクラシックス」のレジデント団体として2021