現代と過去、2人の作曲家に焦点を当てる室内楽シリーズの第6弾! C×C 作曲家が作曲家を訪ねる旅 Vol.6 酒井健治×クロード・ドビュッシー
東京・春・音楽祭2024  ヴァイグレ指揮R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」(演奏会形式上演)
第46回 立川清登さんと県民オペラ「吉四六昇天」
東京・春・音楽祭2024 イノン・バルナタン ピアノ・リサイタル
東京・春・音楽祭2024 ムーティ指揮 ヴェルディ「アイーダ」(演奏会形式上演)

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名演が相次いだ東京・春・音楽祭が行われた4月、在京オーケストラの通常公演においても、終演後、楽員が退場しても拍手が鳴り止まず指揮者が再登場する、いわゆるソロ・カーテンコールとなる充実の演奏が何度か披露された。そこで、そう […]

アントン・ブルックナー(1824~1896) 今年は、アントン・ブルックナーの生誕200周年で、例年以上にブルックナーの交響曲が演奏されている。ブルックナーの交響曲は巨大で、第5番や第8番などは、その1曲だけで一晩の演奏 […]

オラモが東響を完全に掌握! 初共演にして目の覚めるような名演を披露 フィンランドの指揮者サカリ・オラモが東京交響楽団と初共演、母国の作曲家ラウタヴァーラ、サーリアホ、シベリウスの作品と、ドヴォルザークの田園交響曲と呼ばれ […]

上質の音楽舞台――台詞と音楽がシンクロする革新的な演奏会 佐渡裕新日本フィル音楽監督の就任2シーズン目が開幕。この日は、ベートーヴェンの交響曲第2番、メンデルスゾーンの劇付随音楽「夏の夜の夢」(抜粋)が演奏された。佐渡監 […]

1人の芸術家の見事な成就〜エッシェンバッハのブルックナー「第7」 ブルックナー生誕200年記念の節目と、1人の芸術家がピアニスト、指揮者のファッハ(専門領域)を超え、苦闘の末に手に入れた驚異の円熟の瞬間とが重なった。 今 […]

今年の3月、東京の桜はつぼみのままだったが、音楽界は東京・春・音楽祭が開幕するなど名演、名舞台が目白押しで、桜よりひと足早く〝満開〟の様相を呈した。そこで今回は3月開催のステージからピカイチを、5月に予定されている公演か […]

アンコール

「オテッロ」第1幕より、二重唱を歌うオテッロ(グレゴリー・クンデ)とデズデーモナ(フランチェスカ・ドット)=ピアチェンツァ市立劇場 (C) Gianni Cravedi

イタリア現地「オペラ」レポート2023年12月 (下)
超ハイレベルだったナポリの「トゥーランドット」とピアチェンツァの「オテッロ」

前衛性を押し出した指揮、理想的な歌手陣 ローザ・フェオラというイタリアのソプラノがいる。日本ではまだ名前が浸透しきっていないが、私がいま一番好きな歌手のひとりである。深く艶がある美声がどの音域でも完璧に制御され、精緻な表

井上道義&N響のショスタコーヴィチは昨シーズンも「最も心に残ったN響コンサート&ソリスト」にランクインするなど聴き手の心を捉えている 写真提供:NHK交響楽団

日本のベテランマエストロが指揮したN響2月定期公演

日本のベテラン指揮者2人が登場したNHK交響楽団の2月定期公演A・Cプログラムをそれぞれ振り返る。Aプロは今年いっぱいで指揮活動からの引退を表明している井上道義がショスタコーヴィチの交響曲第13番ほかを取り上げた。一方、

先月のピカイチ 来月のイチオシ

二期会「タンホイザー」より、題名役はサイモン・オニールが務めた 写真提供:公益財団法人東京二期会/撮影:寺司正彦

深化を見せた二期会「タンホイザー」再演……24年2月

3月の「先月のピカイチ、来月のイチオシ」は2月のステージからピカイチを、4月に開催予定の公演からイチオシを選者の皆さんに紹介していただいた。 先月のピカイチ ◆◆24年2月◆◆ 東条碩夫(音楽評論家)選 〈東京二期会 ワ