毎日クラシックナビが選ぶ2024開催公演ベスト10 座談会

ヴェルディ「アッティラ」を題材に行われた東京における4度目のアカデミー 提供:東京・春・音楽祭実行委員会 (C) 平舘平
ヴェルディ「アッティラ」を題材に行われた東京における4度目のアカデミー 提供:東京・春・音楽祭実行委員会 (C) 平舘平

「先月のピカイチ 来月のイチオシ」の特別企画、毎日クラシックナビが選ぶ「2024年開催公演の年間ベスト10」の集計結果(毎日クラシックナビが選ぶ2024年開催公演ベスト10 | CLASSICNAVI)を受けて当サイトのレギュラー執筆者である池田卓夫氏(音楽ジャーナリスト)、深瀬満氏(同)、山田治生氏(音楽評論家)のお三方に、東京・神田駿河台の毎日映画社本社内のスタジオにお集まりいただき、2024年の日本のクラシック音楽界について振り返っていただきました。合わせて2025年前半に予定されている公演の中からイチオシのお勧めを紹介していただきました。座談会は予定時間を大幅に超過するほど、話題が尽きない盛り上がりとなりました。この模様をダイジェスト動画にして4回に分けて公開します。なお、司会は毎日クラシックナビを主宰する毎日映画社の宮嶋極が務めました。

バイエルン放送交響楽団の首席指揮者、サイモン・ラトルが登場(c)Naoya Ikegami
バイエルン放送交響楽団の首席指揮者、サイモン・ラトルが登場(c)Naoya Ikegami

ベスト10の上位の結果は「東京・春・音楽祭 リッカルド・ムーティ イタリア・オペラ・アカデミーin東京vol.4」で上演されたヴェルディの歌劇「アッティラ」(演奏会形式)とサイモン・ラトル指揮、バイエルン放送交響楽団来日公演の2件がそれぞれ13ポイントで、24年のピカイチ(年間ベスト公演)に選ばれました。また、次点(3位)は10ポイントを獲得したジョナサン・ノット指揮、東京交響楽団によるリヒャルト・シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」(演奏会形式)。「アッティラ」は月例の企画でも選者全員がピカイチに挙げた圧巻のステージ。また、ノット&東響も23年の「エレクトラ」(2位)、一昨年の「サロメ」(1位)と、このコンビの充実ぶりが依然として続いていることを示した形となりました。

2024年開催公演ベスト10 Act.1

2024年開催公演ベスト10 Act.2:池田卓夫、深瀬満、山田治生が選ぶトップ3

2024年開催公演ベスト10 Act.3: 2024年公演全般

2024年開催公演ベスト10 Act.4:2025年上半期イチオシ・次点

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